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地熱発電

 
地熱発電は、火山活動等による地熱を利用する発電をいいます。

ざっくり言うと、地熱の高い地面に穴をあけ、噴出してくる蒸気でタービンをまわし、発電します。

日本は火山がいっぱいある火山大国なので、再生可能エネルギーの中で何故地熱発電がもっとないのか不思議でした。

火山帯の多くが国立公園であることが多く、地熱発電所を作ると素晴らしい景観を害したり、近くの温泉をからしてしまうことを恐れたからといわれています。

火山の近くということで、初期コストがかかる割に噴火などの火山活動のリスクがあることを嫌ったのかもしれません。

しかし、1966年の岩手県八幡平の松川地熱発電所の営業運転開始以来、徐々に増えてきており、現在全国に18個の地熱発電所が稼動しています。
日本最大の地熱発電所は九州電力の八丁原発電所で、2つの発電機により約20万世帯の一般家庭に電気を供給しています。

<日本の地熱発電所>(小規模の自家用発電施設を除く)
北海道電力 森発電所
東北水力地熱 松川地熱発電所
東北電力 葛根田地熱発電所
電源開発 鬼首地熱発電所
東北電力 上の岱地熱発電所
東北電力 澄川地熱発電所
三菱マテリアル 大沼地熱発電所
東北電力 柳津西山地熱発電所
東京電力 八丈島地熱・風力発電所
廣瀬商事 岳の湯発電所
九州電力 大岳発電所
九州電力 八丁原発電所
九州電力 滝上発電所
九州電力 山川発電所
九州電力 大霧発電所


福島第一原発事故によって、再生可能エネルギーが脚光を浴びている中で、
さらなる地熱発電所の建設に向けた経済産業省の調査もはじまっています。

現状では、北海道足寄町地域、静岡県熱川温泉地域、富山県黒部市の宇奈月温泉地域、和歌山県の田辺市本宮地域、島根県有福温泉町地域、熊本県阿蘇郡の豊礼の湯地域、熊本県阿蘇郡の石松農園の7カ所が対象になっています。


また、環境庁が国立公園の外部周辺地域から内側に向けて地熱発電用の蒸気井を斜め掘りすることを認めるなど、地熱発電所設置の条件を緩和したことも、地熱発電の発電量増に対する期待を膨らませています。



 

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